大阪府の中学生が、修学旅行で福島県双葉町などを訪れ、新地町の中学生とともに震災や原発事故からの復興状況などを学びました。

県内の被災地を訪れたのは、大阪の豊中第一中学校の3年生およそ200人です。東日本大震災の経験や教訓を学び、災害を「自分ごと」として捉え、防災意識や共感力を高めようと、2泊3日の日程で福島と宮城の被災地をめぐります。

初日の4日は、双葉町にある東日本大震災・原子力災害伝承館を訪れ、新地町の尚英中学校の生徒たちとともに当時の映像や新聞など館内の展示を見学し、津波の被害や、原発事故の経緯などについて理解を深めていました。

大阪から来た中学生「ここに来てこんなことがあったと知って、胸が痛くなった」大阪から来た中学生「このようなことをできるだけ起こさないように、被害を減らせるようにしていきたいと強く思った」

このあと生徒たちは新地町を訪れ、「災害から命を守るために何ができるか」などについて意見を交わすことにしています。