起業への意識が高まる中、稲垣さんの店では、起業を身近に感じてもらおうと、経営に関するある取り組みも行っています。

稲垣さんと一緒に働く上西凜太郎さんと新城圭史郎さん。
2人はアルバイトではありません。


上西凜太郎 さん
「共同経営という形で。経営体験というのがなかったのでいろいろと挑戦、チャレンジという意味で一緒にやっている状況です。」

そう、稲垣さんは自らが経営するだけでなく、共同経営者も募集しています。

7th DICE 稲垣海里 代表
「学生が大学内に閉じこもっていて。若い人材が学べる場が少ないのが問題だと思っていたので、それの一助になれば。」

共同経営では、指示されたことだけをやるのではなく、自らがやりたいことに挑戦できます。

現在、店には3人の共同経営者がいます。
そのうちの一人、新城圭史郎さんは、あることに挑戦中です。

新城圭史郎さん
「ボードゲームカフェの運営の一環として、飲食店営業もできないかと模索しております。」


飲食店の営業を通じてボードゲームになじみのないお客さんにも来店してもらい、ゲームでの交流を通して店だけでなく、地域の活性化にもつなげようという狙いです。

7th DICE 稲垣海里 代表
「挑戦することに意義があるの思うので。提供できるならすごい喜ばしいことですし、お客さんとしても嬉しいと思うので、ぜひ成功してほしいけど。」

共同経営により、自分には考えつかなかったアイデアが生まれ、それがより良い店作りにつながるといいます。


7th DICE 稲垣海里 代表
「せっかくならいろいろな経験ができたほうがいいということで、その一助になればいいという思いがあります。失敗を恐れることが若いうちは多いんですけど、失敗を恐れずにチャレンジしたことが将来的に糧となるのでそういう思いがあります。」