今しか見られない愛らしい姿にくぎづけです。
仙台市八木山動物公園で2024年12月に生まれたホッキョクグマの双子の一般公開が、2日から始まり朝から多くの人が訪れました。

村上晴香アナウンサー:
「開園10分前の八木山動物公園です。ホッキョクグマの双子を一目見ようと行列ができています。皆さん今か今かと待っています」

八木山動物公園で双子のホッキョクグマの一般公開が始まった2日は、開園前から約200人が列を作りました。

父・カイと母・ポーラの間に2024年12月20日に生まれたホッキョクグマの双子。

2日は、母のポーラに見守られながら、水遊びをするなど元気に動き回っていました。

訪れた人たちは、すくすくと育っている双子の愛らしい姿にくぎづけ。今しか見られないその姿をカメラに収めていました。

来園者:
「良かった。もう感動しちゃった」
「親子でくっついているところが、すごくかわいかった」
「あっという間に大きくなっちゃうので、できるだけ目に焼き付けて、何回か見たい」
「かわいかった~。目がかわいかった。キラキラしていました」

ホッキョクグマの双子が生まれたときの映像です。
小さな小さな双子の赤ちゃんが元気に動いています。

ホッキョクグマを育てるのは難しく、ポーラは双子を生む前に3回出産しましたが、いずれも大きくなる前に死んでしまいました。

八木山動物公園でホッキョクグマの子の成育に成功したのは、今回が初めてです。

生まれたときの体重は推定600グラムほどでしたが、現在は推定30キロと順調に育っています。

来園者:
「ここまで大きくさせるのは、ポーラも大変だったろうなと思って、本当に心強いというか、お互い勇気づけられた気持ちでいっぱいです」

そして、ホッキョクグマの双子の愛称の投票も2日から始まりました。投票は、6月17日までで、命名式は7月5日に行われます。

一般公開は、当面の間午前9時15分から11時まで。
愛称の投票場所は、八木山動物公園のビジターセンターと藤崎本館5階の2か所。各投票所に設置している二次元コードにアクセスし、候補から一つ選んで投票できます。どんな愛称になるのか楽しみですね。