【記者リポート】
「お米の入荷の数が減っているため、1人1袋の購入制限となりました」

再び起きた“米騒動”。

異例の猛暑に見舞われた2023年の「コシヒカリ」。
その一等米比率は新潟県全県で過去最低水準の5%になりました。
精米した時の歩留まりが悪く、2024年の春頃からコメの流通量が減り始めます。

さらに、物価の高騰でパンや麺類よりもコメの割安感が高まったこともあり消費が堅調となりました。

こうしたなか、コメの端境期となる2024年8月に、宮崎県で震度6弱の日向灘地震が発生し、各地で家庭内の備蓄需要が急増。
新米が出回るまでのあいだ、店頭からはコメが消えたのです。

そして現在…。
2024年から米価は上昇に転じ、スーパーでの価格は2025年5月中旬で、5kg当たりの平均で4300円ほどになっています。

令和の米農家は、今の、そして今後の、農業をどうみているのでしょうか。