随意契約による政府の備蓄米の販売が、大阪や名古屋のスーパーでも始まりました。大阪では開店前から備蓄米を求める長蛇の列ができました。

大阪市内のイオンの店舗には、およそ1000人が列を作り開店を待っていました。

記者
「開店を5分前倒して、いまオープンしました。来店客が次々と備蓄米を手に取っていきます」

イオンは2022年産の備蓄米2万トンを随意契約で購入していて、この店舗ではきょう、5キロ2138円(税込み)で4800袋を販売します。


「高いコメを買っていたから安いのをやっぱり買いたい」
「お米を買うためだけに並ぶのが初めてなので、重みを感じました」

一方、名古屋のイオン熱田店でも随意契約で調達した備蓄米の販売が始まり、開店前にはおよそ1000人が列を作りました。

5キロ税込み2138円で、およそ4200袋が用意され、1家族で1袋購入できます。

購入者
「ついに買ったぞという気持ち。やりました」
「(5キロ)4500円くらいするので、2000円はさすがに買いに行こうと」

午前11時時点で、およそ4100袋が売れ、残りは100袋ほどだということです。