田植えの後、1回目となるイネの生育調査が、2日に宮城県大崎市であり、生育は。おおむね平年並みに進んでいることが確認されました。

イネの生育調査が行われたのは、宮城県大崎市田尻のひとめぼれの水田です。

県美里農業改良普及センターの職員が、イネの草丈や葉の数などを調べました。その結果、5月3日に田植えをしたこの水田では、いずれも平均で草丈が、25.4cm、1㎡あたりの茎の数は115.9本、また、葉の数は4.8枚でした。いずれも過去5年の平均の値と、ほぼ変わらず生育は順調だということです。

県美里農業改良普及センター 酒井球絵技術主任主査:
「種まきから田植えまでの天気が、2024年は高温になっていたが、2025年は極端な天候ではなく順調に苗が育ったので、根付きが良く順調な生育になっている」

県は、今後、田んぼの水の深さを2cmから3cm程度に保ち茎の数を増やす管理を農家に呼びかけています。