■“これだけ節電”で 目指せマイナス月約2000円

「少しでも電気代を節約したい!でもハードルが高いのはちょっと…」
そんなあなたに、“節約のプロ”こと節約アドバイザー和田由貴さん厳選『目指せ!月2000円の節約 これだけすれば節電できる“これだけ節約”』をご紹介。
まずはキッチンです。皆さん冷蔵庫はどのように置いていますか?

【冷蔵庫】
▶すき間を空けるだけ
壁や収納棚に“びちっ”と、すき間なく置いていませんか?
そこをなんとか、壁や収納棚との間に少しだけ“隙間”を空けてください。すき間を空けるだけで、月に約116円節約できます。
【電気ポット】
▶プラグを抜くだけ
電気ポットで満タンの水2.2リットルを沸騰させて、1.2リットル使ったとします。
残り1Lのお湯を6時間後に使う場合、6時間保温せずにプラグを抜いてください。再び沸騰させて使う方が、月約277円の節電になるそうです。
■『トイレ』も節電ポイント盛りだくさん!

続いては、トイレです。
【温水洗浄暖房便座】
▶便座の温度を下げるだけ
便座の設定温度を1段階、中から弱に下げただけで、月約97円の節約に。※貯湯式・冷房期間はオフ
▶フタを閉めるだけ
使用後はフタを閉めましょう。フタを閉めた場合と開けっ放しを比較すると、月196円も節約になります。※貯湯式
▶洗浄水の温度を下げるだけ
洗浄水の温度を下げるだけでも、月35円の節約に。
※周囲温度 暖房期間:11℃、中間期:18℃、冷房期間:26℃
恵俊彰:
フタ閉めてます?
コメンテーター 高橋みなみ:
フタはコロナもあって、(張り紙などで)閉めておいた方がいいって書いてあるので閉めてます。これがまさか節電に繋がっているとは。
コメンテーター 原晋:
(便座が)冷たいとびっくりしませんか?やはりウォシュレットは多少温かいぐらいが…
恵俊彰:
いやもう、そういうもんだって思うしかないですよね、今年の冬は。
■『エアコン』で月約600円の節電が可能!

続いては、家電がたくさん!リビングです。
【エアコン】
▶暖房の温度を1℃下げるだけ
これから冬本番。使う機会も増えるエアコンですが、暖房の温度を1℃下げるだけで月に約300円の節約になります。
※外気6℃でエアコンの設定温度を21℃から20℃にした場合(1日9時間)
▶必要な時だけ暖房を使用
1日1時間、暖房(設定温度20℃)の使用時間を短縮すれば、月に約299円の節約。
エアコンだけで約600円の節約になります。他にも…
【テレビ】
▶明るさを落とすだけ
画面の輝度を「最大」から「中間」にした場合、月に約70円の節約。
※32V型
【電気こたつ】
▶温度を下げるだけ
温度調節を「強」から「中」に下げた場合(1日5時間使用)、月約276円。
【電球】
▶LEDに交換するだけ
54Wの白熱電球から9Wの電球形LEDランプに交換した場合(年間2000時間使用)、月約232円。
【ドライヤー】
▶時間を短縮するだけ
使用時間を1日5分短縮した場合、月93円の節約。
(資源エネルギー庁 省エネポータルサイトより)

家の中、13か所で「これだけ節電」を行った場合、月約2121円の節約に!
節約アドバイザーの和田由貴氏は「無駄がないか点検することが大切」と話しています。
弁護士 八代英輝:
シャワートイレは、お年寄りは心筋梗塞とか冬はそういった恐れもあるので、あまり頑張らない方がいいんじゃないかなっていうところもありますね。
恵俊彰:
エアコンもそうですよね。今年の冬はものすごく寒いっていう話ですから、そこは無理せずに。でも(節約するには)こういう頑張りしかないっていうことですかね。
生活経済ジャーナリスト 和泉昭子:
「ピークシフト」ってよく言われますけど、企業だったらば13時から16時、家庭だと夕方から深夜にならない少し前までの夜なんですね。家事の時間を少しシフトするとか、ちょっとした工夫でも大分違ってくるのかなと思います。
あとは、カーテンなども少し厚めのもの、断熱のもの、長めの方が温かいとか、おしゃれだけどブラインドだと寒いとかそういうのもあるのでそういう積み重ねと、ライフスタイルを無理のない範囲で変えるということがSDGsにも繋がります。
恵俊彰:
これを機に一気に電球も(LEDに)変えていくとか。
和泉氏:
ちょっとお金がかかるし面倒なんですけど、長続きするというのが大事なのかなと思います。
(ひるおび 2022年11月2日放送より)