「拘禁刑」の期待と不安 求められる再犯率の「検証」

上村彩子キャスター:
良くも悪くも刑務所に見えないといいますか、リハビリ施設や職業訓練のようにも見えました。外に出たときの働き場所や受け入れ体制、そして社会的な受け皿をしっかりと設けて、再犯率を下げることが結局は私達の安心安全に繋がるのかなとは思います。
喜入友浩キャスター:
そういう期待もありますよね。ただ現場には不安もあるようで、ある刑務官は「今までの考え方を180度転換させる必要がある。その変化に自分たちが耐えられるか不安だ」と話しています。
そんな中でも立ち直り支援に舵を切るわけですから、この「拘禁刑」で再犯率が本当に下がるのか、しっかりとした検証が必要だと思います。
上村キャスター:
そして再犯率を下げることももちろん大切ですが、大切なのは被害者の方々の気持ちに寄り添うことです。そこを忘れてはいけないと思います。














