冷感ウェアには「着る冷凍庫」も登場!?

 一方、さらなる涼しさを求めて冷感ウェアも進化しています。

 真夏の作業着として見かけるファン付きウェア(小型扇風機付きウェア)には、リュックサックを背負うと風が通りづらくなるという弱点がありました。

 そんな中、登山用品を手がけるモンベルは去年から、リュックを背負うことに対応したファン付きウェア「ファンブローベスト」(税込9900円 ※ファン・バッテリー別売り)を発売しました。

(モンベル広報部・大塚孝頼さん)
「リュックのハーネス(ひも)が空気の通り道をふさいでしまう。あえてファンを左右非対称の位置にして、空気を前と後ろの両方に循環するようなデザインになっているのが一番の特徴です」

 背中を蒸れにくくするパネルもついていて、通勤や買い物などリュックを使う日常生活でも使いやすい仕様。売れ行きは好調で、今年からラインナップも増やしているそうです!

 また、機能性ウェアが得意でお安いワークマンは、「ペルチェベストPRO2」(税込1万9800円)を販売中。担当者は、「着る冷凍庫です」と自信満々。実際に着用してみると…

(山中真アナウンサー)
「ここ(プレート)がいまメッチャ冷たい。氷ぐらい冷たいですよ!冬場に冷たい手で背中を急に触られたみたいな、ピタっとひやっとしている」

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 電気を通すとマイナス3℃まで冷たくなる、最新技術を駆使した5枚のプレートで背中と腰回りをひんやり。お値段は一着1万9800円(税込み)と、ワークマンとしては少しヒヤッとする気もしますが、実はヒーター機能付きで冬にも使えることもあり、売り切れる店舗もあるほど人気なのだそうです!