鹿児島の特産品などを紹介するために県が東京で運営しているアンテナショップの「かごしま遊楽館」が、30日で30周年を迎えました。

(記者)「JR有楽町駅近くにあるかごしま遊楽館。きょうから30周年を記念したイベントが始まりました」

「かごしま遊楽館」は30年前、1995年5月30日にオープン。1階は食品販売と観光情報発信、2階はレストラン、3階は工芸品の展示・販売をしていて、首都圏と鹿児島を結ぶ情報発信拠点として人気を集めてきました。

30周年を記念した3日間のイベントでは、さつまあげの限定詰め合わせセットや、4000円相当の食べ物やお菓子が入ったお得なお楽しみ袋などを販売。イベント期間中はご当地パンのコーナーも設置されています。

(埼玉から)「『シンコム3号』を買いに来た。以前、ご当地パンのコーナーで食べたらすごくおいしかった。なかなか売っているところがないので、手軽に手に入るのは助かる」

(両親が鹿児島出身)「(鹿児島の)祖父母の家に行ったときにしか買えないものが買えるのはうれしい。手に取って買うのが楽しい」

2階に併設したレストランではイベント期間限定のランチセットを提供。工芸品の展示・販売をする3階では薩摩焼の手びねり陶芸など体験イベントも開かれています。

そして建物前の広場では、100円でお茶やお菓子を楽しめる「100円茶屋」が開かれ、訪れた人が生産量が日本一になったかごしま茶をおいしそうに飲んでいました。