文化芸術活動で活躍した個人に贈られる熊本県文化懇話会賞と新人賞の贈呈式が行われました。
2025年の県文化懇話会賞を受賞したのは、日本画家の中村賢次(なかむら・けんじ)さん(62)です。

中村さんは、県内各地の寺社仏閣の絵馬や、山鹿市にある「さくら湯」の天井画の修復やレプリカの作成など、地域と連携した活動に注力してきました。
また2024年は国内最大の展覧会、「日展」に出品し、「熊本県の文化芸術の振興に貢献した」と評価されました。
中村賢次さん(62)「熊本が熊本らしく熊本であるために、芸術文化を通して何ができるかを僕自身も、もう一度しっかりと考えて、いろいろなことに携われたらと思う」
新人賞は、彫刻家の坂本健(さかもと・けん)さん(48)と小説家の野口実柑(のぐち・みかん)さん(50)に贈られました。