すべての住民が一時、島の外へ避難した屋久島町・口永良部島の爆発的噴火から、きょう5月29日で10年です。火山と共に生きる島の人たちの今を取材しました。

(元住民撮影)「カメラに収まらない」

2015年5月29日、口永良部島の新岳で爆発的噴火が発生。噴煙は火口から9000メートル以上もあがり、火砕流は島民が住む集落のすぐ近くを通過し、海に流れ出ました。
気象庁は全国で初めて噴火警戒レベル5の「避難」を発表。けが人は1人いましたが犠牲者は出ず、島民ら137人はおよそ7ケ月間、島の外に避難しました。