救命活動や避難所作りなど子どもたちが災害時に必要な行動を学ぶ合同防災学習が大分県宇佐市の高校で行われました。
この取り組みは宇佐市の安心院高校が実施し、町内の小中高校に通う367人が参加しました。

大規模な地震をはじめ災害に備える意識を高めようと学習会では参加者がグループに分かれ、自衛隊員から土のう作りや応急担架でけが人を運ぶ救命活動など様々な対応を学びました。また、避難生活が長引く際に必要となる簡易ベッドを段ボールを使って、数分で作り上げました。
(参加者)「ベッドを作って、みんなを守りたい」「実際段ボールで簡単に短時間でできたのですごいと思いました」「砂を運ぶ時に工夫してやるところがすごく難しかったです」「小中高と一緒になって体験できて、もし災害があったときに、活用したいなと思いました」
主催した安心院高校では、「きょう体験した学習を通じて、自助・共助の精神を育てて欲しい」と話しています。