カラスの産卵や子育てが活発に行われる季節を迎える中、停電の原因となる巣の撤去作業が大分市で行われました。
カラスが巣作りをする2月から6月にかけ、九州電力送配電では毎年電柱を見て回り停電につながるおそれのある巣を撤去しています。

大分市の県道大在大分港線沿いで29日、作業員が電柱に作られた直径およそ30センチの巣を撤去しました。
カラスが巣の材料に使うハンガーなどの金属類や木の枝が電線に接触するとショートして停電を引き起こすことがあります。
(九電送配サービス・森悠樹さん)「停電につながる場合もありますので、今回撤去できたところは良かったと思います。カラス等はハンガー等の金属類をおもに使って巣を作っていますので屋外にハンガー等置きっぱなしにしないよう心がけていただきたいです」
九州電力送配電によりますと県内では2024年度にカラスの巣が原因の停電が14件起きたということです。