視覚障がい者と晴眼者が一緒にプレー!それが魅力

宮城県七ヶ浜町の室内練習場。ここで練習する仙台のブラインドサッカーチーム
「コルジャ仙台」は、2012年に設立。
現在、選手10名、スタッフ10人の20人ほどで活動しています。

コルジャ仙台 浦澤真人代表:
「個々の個性のある選手たちが、ここ一番ではまとまっていく って
いうのでホントにまとまりのあるチームだなって思うんですけど」

年齢層は、小学3年生から50代まで。月に2回ほど練習しています。視覚障がい者と晴眼者が一緒にプレーできるのが魅力のブラインドサッカー。
石川竜誠選手も視覚に障がいがあります。

コルジャ仙台 石川竜誠選手:
「右目が0.1で左目が0.03なんですけども、真ん中の部分が見えない、ドーナツ型みたいになっているのと白く濁って見える『白濁』。目が勝手に動く『眼振』だったりとか、そういうのがあって、普通の人よりは見えてはいない。ぼく、生まれた時からこの視界なので、見えていないなりにやっているので、壁とかそういうのは感じていないですね。視覚的には」

石川選手の父親で、コルジャ仙台のコーチでもある石川裕信さんです。

コルジャ仙台コーチ 父・石川裕信さん:
「他の子と変わらず、当たり前のようにできると思ってやっているっていうことからすれば、それをハンデに思ってないところはあるかなと。ただ、もちろん、できないところはできない…そこはちゃんと周りに対して言うっていうところがあるので、そこはしっかりしているかなって思います」