鹿児島市の仙巌園では今、ハナショウブが見頃を迎えています。

(レポーター)「花の色は落ち着いた濃い紫色ですが、このようにずらりと並ぶと華やかできれいです」
仙巌園では今、およそ2000本の「ハナショウブ」が見頃を迎えています。ショウブの花は葉の形が剣に似ていることや、武道を重んじる「尚武」と音が同じことから島津家でも愛されてきました。
(来場者)「とてもすてきで、トータルで今が一番良い。さすがお殿様」
鹿児島県内はあす29日から雨や曇りの予報です。仙巌園では梅雨の期間中、雨を吉兆としている「島津雨」にちなんだ、「島津あめ」を入場者にひとり1粒配っています。
(仙巌園業務企画・広報担当 馬庭伶奈さん)「吉兆として大切とされてきた『島津雨』にちなんだ飴の配布と、美しいハナショウブもまだまだ咲いているので、この時期ならではの雰囲気を楽しんでいただければ」

ハナショウブの展示は来月22日までです。