九州有数の梅の産地、大分県日田市大山町で本格的な出荷を前に生産者が色や品質を確認する「目合わせ会」が行われました。
日田市大山町ではこれから梅の出荷の最盛期を迎えます。28日は農協の選果場に生産者およそ70人が集まり、梅の色や大きさなどの出荷基準を確認しました。

28日生産者から持ち込まれたのは、小梅の「七折」と大梅の「鶯宿」の2種類であわせておよそ400キロです。七折は去年天候不順で生産量が落ち込みましたが、今年は順調に育っているということです。

(大分大山町農協 梅部会・河津子一呂部会長)「七折については梅干しですね。果肉が柔らかいのでかなりおいしいと思います。ぜひ召し上がってもらいたいと思います」
大山町農協ではこれから6月下旬まで出荷が続く見込みで、今シーズンは県内や福岡などに向けて例年並みの110トンの出荷を見込んでいます。