大規模山林火災の心の復興支援に向けた取り組みです。
岩手県大船渡市の小学校で28日、子どもたちとアスリートが交流しながらスポーツを楽しみました。

大船渡市の赤崎小学校を訪れたのは元プロテニスプレーヤーで宮城県出身の笹原龍さん、ラグビー元日本代表の林泰基さん、元プロスノーボーダーの成田童夢さん、フットバッグ世界チャンピオンの石田太志さんの4人です。

28日の授業には全校児童110人が参加しました。
このうち5年生、6年生は笹原さんの指導で準備運動をしたあと、お手玉のようなバッグを足の甲に乗せて操るフットバッグに挑戦。

児童たちは悪戦苦闘しながらも、石田さんにアドバイスをもらいながら元気いっぱいに競技に取り組んでいました。
成田さんはフリスビーのような形の柔らかいディスクを使うドッチビー、林さんはラグビーボールを使ったゲームで心を一つにする大切さをそれぞれ児童に教えました。

(児童は)
「初めてやったことがいっぱいあって楽しかったです」
(元プロテニス選手 笹原龍さん)
「やっぱり笑顔が素敵ですよね。僕たちもスポーツを通して笑顔を子どもたちに作りたいと思って来たんですけど、逆に僕たちがとっても笑顔にさせられる時間を過ごさせていただきました」

この復興支援活動は29日も綾里小学校で行われます。