
その再発防止策の一つが、原発構内で建設が進む“フェンス”です。
新たなフェンスを設けて立入制限区域を今より狭め、エリアに入る際に必要なIDチェックの対象者を減らして、監視をしやすくする狙いがあるということです。
また、IDカード確認の対策として“生体認証”も合わせて導入しています。
【原子力規制委員会 長崎晋也委員】
「核物質防護について、しっかりと対応を考えているとわかったので、安心している。セキュリティーの重要さをいかに次世代へつなげていくかが大きなポイント」

報道陣から原発再稼働について問われた長崎委員は、「すでに規制委としての判断は終わっていて、あとは東電と地元の議論の結果によるものだ」と述べました。