子どもたちの登下校をより安全に。大分市で通学路の改善に向けた点検作業が始まっています。
大分市教育委員会では学校関係者や警察などと合同で毎年通学路の安全点検を実施しています。

各学校から安全対策の要望が出ている40か所・57件のうち、27日4か所を確認しました。このうち国道197号にある農業会館南交差点は登下校の時間帯に交通量が多く右左折で車が混雑することから、長浜小学校から信号機を歩車分離式に改修するよう要望が出ています。

同じく国道197号にある花津留1丁目交差点では右左折時の巻き込み事故を防ぐために津留小学校から歩道と道路の境にガードパイプや注意を呼び掛ける標識を設置するよう要望が上がっています。
(大分市教育委員会 児童生徒支援課・青木将悟さん)「全国で児童・生徒が巻き込まれる痛ましい事故が起きていますので、子どもを見守って、事故が1件でも少なくなるように、対策を講じていきたい」
大分市教委は8月上旬までに点検の要望を受けた通学路を確認し改善に向けて対応を協議する方針です。