今年、30回の節目を迎え、5月18日に閉幕した宮崎国際音楽祭の入場者数は、1万8千人余りと発表されました。
また、音楽祭の総監督を10年間務めた佐藤寿美さんが勇退することになりました。
今年で30回の節目を迎え閉幕した、宮崎国際音楽祭。
メディキット県民文化センターをメイン会場に、4月20日から5月18日まであわせて16公演が行われました。

今年は、長年、音楽祭に出演してきたヴァイオリニストの三浦文彰さんが音楽監督に就任したほか、世界的指揮者チョン・ミョンフン氏など国内外から一流の演奏家が数多く出演しました。
27日、県庁で行われた会見では、今年の総入場者数は1万8000人余りと発表されました。

また、会見では、第21回から10年間音楽祭の総監督を務めてきた佐藤寿美さんが勇退することが発表されました。

(宮崎国際音楽祭総監督 佐藤寿美さん)
「フィナーレであれだけ集まって拍手をいただいたお客様に感謝する形で、終わることができてとてもほっとしています」

総監督の後任には、県立芸術劇場の理事長を務める松坂千尋さんが就任する予定です。