今年3月までの1年間で、大分県内に移住した人の数が5年連続で過去最多を更新したことがわかりました。

県によりますと昨年度、県や市町村の支援策を活用して県内に移住した人は988世帯・1746人でした。前の年度より55世帯・32人増えて、いずれも5年連続で過去最多を更新しました。

市町村別では日田市が244人と最多で、次いで由布市が205人、大分市が194人と続いています。

移住前の住所では、九州・沖縄と首都圏で7割近くを占めています。年代別でみると、半数以上が子育て世代を含む30代までとなっています。

移住者の増加について、県は「コロナ禍を機に移住への高い関心が続くなか、県と市町村が連携して取り組んできた効果が出ている」と分析しています。