暑いとき…「1℃下げる」or 「強」 どっちが節電?

そして、冷房をつけていても暑く感じること、ありますよね。そんな時に温度設定を「1℃下げる」のと風量設定を「強」にするのとでは、どちらが節約なのか。

ーー答えは「強」

提供:ダイキン

これは、エアコンを使用した際に消費する電力の約8割を占める「圧縮機」を使うか使わないかの違いです。設定温度を下げた時は、エアコンが室内にある空気からたくさんの熱を集めるために心臓部分である圧縮機を使います。

一方、風量を強くする時は、エアコン本体のファンを使います。このファンが使う際の電力は、圧縮機が消費する電力と比べると少なくすみます。人は、湿度や気流などでも体感温度が変わるため、風量を強くすることで、涼しく感じられるとのこと。

ダイキンが行った実験によりますと、設定温度を1℃下げた場合は1.13kWh、風量を「強」にした場合は0.52kWhと、消費電力が半分になったということです。