夏の暑さ対策の一環で導入する企業が増えている「ビジネスカジュアル」=いわゆる「ビジカジ」NBCでも今月から導入されたのですが、中には「ビジカジと私服の線引きがよく分からない」という人もいて、実は私もその1人です。ということで、今さら聞けない「ビジカジ」の基本のキを専門店で取材してきました。
岸アナウンサー「アミュプラザ長崎新館3階、オフィスウェア店に来ました、きょうはこの暑苦しいネクタイとおさらば、ビジネスカジュアルについて伺います」

この店ではフォーマルなスーツのほかに、カジュアルなコーディネートも提案しています。

そもそも「ビジカジ」とは?

SUIT SQUARE 販売士・大澤昌平さん「スーツではなくセットアップスーツであったり、ジャケットとかパンツの組み合わせでビジネスウエアとして着ていただくものを指します。きょう僕がしている格好がまさにそういうもの。同素材での上下の組み合わせで、中はシャツではなくてポロシャツであったり、Tシャツを合わせるスタイルで、ものによってはスニーカーやローファーを合わせていただく、カジュアル目なスタイルのこと」

岸アナ「ではジャケットの中に着るシャツは?」
大澤昌平さん「襟付きのポロシャツであったり、もしくは丸首のTシャツも当店では展開しています、ポイントは襟があるもののほうがフォーマル度合いは上がっていくので、商談・打ち合わせ・プレゼンがあるときは襟があるものの着用のほうがキレイ目に見えるのでオススメ」

「もう少しラフな内勤に関しては丸首のようなものを着ていただいたり、もしくはVネックでカジュアルに落としていただいて問題ないかと」

大枠を学んだところで、「ビジカジ」にチャレンジ!

清潔感を意識してコーディネートしてもらいました。

大澤昌平さん「非常に爽やかに生まれ変わったかなと思います。中は白Tでベージュも企業によっては使っていただけるというところでご案内させていただいています」

女性のビジカジの一例も教えてもらいました。
ビフォーではジャケットを着た堅いイメージが。アフターではソフトな印象に。
みなさんも時と場所を選んで「ビジカジ」に挑戦してみてはいかがでしょうか?
「ビジカジ」のルールは勤務先に異なることもあり明確な決まりはないのですが、ここからは一般的なルールをクイズ形式でご紹介したいと思います。アミュプラザ長崎新館3階SUIT SQUARE の皆さんに監修してもらったクイズです。

Q. インナーのTシャツについて「柄」や「ロゴ」はOK?

A.「柄」は× 無地が無難「ロゴ」は△ 高級ブランドのロゴはビジカジでは避けた方がいいかもしれません。

Q. ポロシャツのボタン「全閉め」?「開ける」?

A.「全閉め」は〇「開ける」も〇 ただし開けても1つまで

Q. ポロシャツは「タックイン」?「アウト」?

A. 「イン」は〇 人と対面するときにも 「アウト」は作業や内勤のとき〇

Q. 靴下の長さは?(ローファー時)「長め」?「くるぶし」?「短」?

A. 「長め」は〇 「くるぶし」は×中途半端はダサい 「短」は〇涼しさを演出
最後に格言を頂戴しました。

「オシャレは自己満足」「身だしなみは第三者の印象」
ビジカジでもクールビズでも相手に不快感を与えない服装が大前提です。
まずは清潔感を第一に、着るものをカジュアルすることで、より肩の力を抜いて仕事に臨めるかもしれません。