熱戦が続く、鹿児島県高校総体。インターハイ出場をかけた男子サッカーの決勝では、神村学園が8連覇を果たしました。
決勝は、去年インターハイ準優勝の神村学園対、9年ぶりの頂点を目指す鹿児島城西。5年連続で同じ顔合わせとなりました。
試合はいきなり動きます。前半10分、神村は徳村が持ち上がり、こぼれ球に2年生・花城のゴールで神村が先制します。それでも城西はその5分後、ロングスローから中村が押し込み、すぐさま同点に。
同点のまま迎えた後半。風上に立った神村のペースに。15分、左サイド徳村のクロスから再び花城。この日2ゴール目で勝ち越すと、神村はその後も猛攻。
城西は体を張った守備が続く中、迎えた後半アディショナルタイム。ゴール前へ攻め込むも、シュートは打てず。逆に神村がカウンターから3点目を奪い試合終了。
3対1で神村が大会8連覇を果たしました。
(2得点の活躍 神村学園2年・花城瑛汰選手)「きつい戦いになったが、最後まで走り切って、1人1人がチームのために戦って勝てた」
(神村学園3年・中野陽斗キャプテン)「まだまだ決定機や、大事な部分で点を決められていない所がある。日頃の練習から取り組んで、去年届かなかった優勝を狙って、絶対優勝したい」
インターハイは7月26日から福島で開幕。神村は悲願の日本一を目指します。