一族に伝わる“相撲の神様”『大ノ里』の姿

24歳で横綱昇進を果たした「大の里」。その四股名のルーツは青森県藤崎町出身の力士にあります。7年間に渡って大関の地位を務め、“相撲の神様”と称された「大ノ里萬助(おおのさと・まんすけ)」です。

“相撲の神様” 元大関「大ノ里萬助」

『大ノ里』の兄のひ孫にあたる天内司さんは一族に伝わる『大ノ里』の姿を語ります。

初代・大ノ里の兄のひ孫 天内司さん(72)
「相撲は真っ向勝負。小さいからといって逃げたりはしない」

体格は5尺4寸24貫、現在でいえば160cm・90kg台の小兵ながら奮闘した姿は、死後、45歳で亡くなった大連の地でも称えられるほど名声を轟かせました。その四股名は、90年の時を経て令和の時代に復活しました。