史上最速での「横綱昇進」果たした大の里の『覚悟』

大の里(26日午前の夏場所一夜明け会見)
「今回全勝優勝できなかった。気持ちの持ちようの勉強になりましたし、うまくコントロールして次に向けてがんばりたいなと思います」

今夏場所で14勝1敗の成績を残し、28日に正式に「横綱昇進」を果たした大の里。今場所の千秋楽から一夜明けて口にしたのは、快挙の「喜び」より相撲界を背負う「覚悟」でした。

その「覚悟」は、大正~昭和にかけ“相撲の神様”と称された青森県藤崎町出身の名大関の四股名を受け継いだときから始まっていました。