宮崎県門川町の門川高校では、生徒たちが飼育するホタルが舞い、訪れた人たちが幻想的な風景を楽しみました。

夕闇に柔らかな光を放つホタル。

門川高校では、「ホタルプロジェクト」班の生徒およそ20人が、中庭にあるビオトープでホタルの飼育に取り組んでいます。

ビオトープには、今年1月から2月にかけて、ゲンジボタルとヘイケボタルの幼虫あわせておよそ400匹が放流され、先月末から羽化が始まりました。

25日夜は一般公開最終日となり、訪れたおよそ50人が夕闇に浮かぶ淡い光を楽しんでいました。

(訪れた人)
「とってもキレイでこんなにたくさん学校にホタルが出るのでビックリしました」
「ずっと続いているのがすごいなと。これから先も続いてほしいなと思います。何回も見ているけど、何回みてもキレイだなと思って感動しました」

今年で20周年を迎える「ホタルプロジェクト」は循環型の完全飼育に取り組んでいて、すでに来年に向けて、ホタルに卵を産ませているということです。