目の不自由な人たちと一緒にランニングする伴走者を対象にした講習会が宮崎市で開かれました。
この講習会は、宮崎市スポーツ協会がマラソン大会などで視覚障害者と一緒に走る伴走者を育成しようと開いたもので、視覚障害者や初心者の伴走者あわせておよそ70人が参加しました。
講習会では、宮崎伴走者協会の会員が講師を務め、視覚障害者に道路の状況を詳細に伝えることや、ランナーの体調をこまめに確認することなど伴走のポイントを初心者に指導しながら一緒に走りました。
(視覚障害者のランナー)「こうして知ってもらえれば(伴走者として)ボランティアで参加する人ができるのでいい機会だと思う」
(参加した初心者)「声かけの大切さ、細かく伝えていかないといけないということをすごく学ばせてもらった。機会がまたあれば参加したい」
市スポーツ協会は、今後もこうした講習会を開き、伴走者を増やしていきたいとしています。