7月に広島市で展覧会を開く自閉症の画家・石村嘉成さんが大阪・関西万博の会場で版画を制作しました。

現在開催中の大阪・関西万博の会場です。地元・愛媛県新居浜市の伝統文化や、ゆかりのアーティストを紹介するイベントに石村さんがゲストとして招かれました。

約500人が集まった会場で披露したのは、公開の版画制作です。版木に黒いインクをつけ赤や黄色を塗った和紙を重ねていきます。こすり合わせていくとハクトウワシの輪郭が浮かび上がり、作品の完成です。

観光客
「始まる前からワクワクしてたんですけど、本当に元気をもらえてよかったです」外国人観光客
「とこてもかっこよかった。凄い!と思うほど。本当に印象的。いつか彼の展示を見に行けたらと思う。」

画家・石村嘉成さん
「最初はドキドキしましたけど、楽しい思い出を作ることができてよかったです。思うように作れてバッチリでした!」

展覧会「ワキデル色彩カナデル生命動物画家石村嘉成の世界」は7月19日から基町クレドのNTTクレドホールで開催されます。