連日熱戦が繰り広げられている宮崎県高校総体。
3日目の23日は、女子バドミントンのダブルスに出場した個性の光る2組のペアに注目しました。
高鍋町で行われた女子バドミントン競技。
個人戦ダブルスに登場したのが日章学園3年の太田菜優と太田美優のペアです。
苗字が同じこの2人は…
「双子です!」
(日章学園3年 太田菜優選手・姉)
「相手にリードされてる展開でも、2人でちゃんと話し合って、最後まであきらめずに粘ることが2人の強み」
(日章学園3年 太田美優選手・妹)
「双子だから何でも言い合えるから、そこを強みにして」
小学3年生からともにプレーする「なゆ・みゆ」ペアは今年の九州大会で上位入賞を果たし、全国選抜大会にも出場。
今大会で最も注目を集めるペアなんですが…
(日章学園3年 太田菜優選手・姉)
「試合中にけんかすることはよくあります(笑)」
(日章学園3年 太田美優選手・妹)
「菜優がめっちゃ言ってきて、怖いです(笑)」
3回戦までの2試合で失ったのはわずか4点と、圧倒的な強さを見せた2人。
阿吽の呼吸で24日は優勝を目指します。
(日章学園3年 太田美優選手・妹)
「初戦から声をしっかり出して戦えました」
(日章学園3年 太田菜優選手・姉)
「部員が12人いるんですけど、(試合に)出てない人も一緒に、自分が点数とったときに喜んでくれてすごくうれしいし、それが力になる。まずは県で優勝して、インターハイではベスト4以上に入れるように頑張りたい」
もう一組、注目したのが、都城さくら聴覚支援学校2年の石部夢蕾、黒木美咲ペア。

お互いに中学校でバドミントンをはじめ、高校からペアを組み始めた2人はとにかく仲がいいようで。
(都城さくら聴覚支援学校2年 石部夢蕾選手)
「一緒にいて、楽しくて、落ち着く、一番気を許せる相手です」
(都城さくら聴覚支援学校2年 黒木美咲選手)
「相棒です!」
学校でも外でもいつも一緒にいるという2人。意気込みは。
(都城さくら聴覚支援学校2年 石部夢蕾選手)
「次はダブルスに出るので、相棒と一緒に力を合わせてミスを少なめに、良いプレーができるように」
初戦2人は本庄高校のペアと対戦。序盤は接戦で食らいついていた2人ですが、次第に相手にリードを許します。
ただ、ピンチのときこそ、仲の良さが光る2人は、一緒に考えたオリジナルポーズで気持ちを切り替えます。
その後もベストを尽くしましたが、結果は惜しくも初戦敗退。2人はリベンジを誓いました。
(都城さくら聴覚支援学校2年 石部夢蕾選手)
「今回の試合の悔しさをばねにして、次の試合は勝てるようにこれからの練習を積み重ねていきたいと思います」
(都城さくら聴覚支援学校2年 黒木美咲選手)
「2人で目を合わせて気持ちも合わせて頑張る。ゆらさんの笑顔を見て自分も笑顔になれる」
(都城さくら聴覚支援学校2年 石部夢蕾選手)
「うれしいです。これからも相棒と一緒に頑張ります!」
※MRTテレビ「Check!」5月23日(金)放送分から