◇5月22日(木)エスコンF【試合結果】福岡ソフトバンクホークス〇4-3●北海道日本ハムファイターズ

◇野村勇のプロ初先頭打者弾で先制するも4時間超えの接戦に

ソフトバンクは1回表、1番・野村勇のプロ初先頭打者ホームランで先制。さらに2番・周東がヒット&盗塁で3塁まで進み、4番・中村晃の内野ゴロ間に追加点を奪う。

一方、ソフトバンク先発の前田純は2回ウラ、6番・レイエスに第9号のソロホームランを打たれると、4回ウラにピンチを背負い、7番・水野の犠牲フライで同点とされる。

それでも5回表、この回先頭の7番・山川がヒットで出塁。2アウトから1番・野村勇、2番・周東の連打で1点を勝ち越す。

しかし6回ウラ、ピンチで登板した2人目・藤井が代打・淺間に押し出しのフォアボールを与え同点とされる。なおもピンチは続くが、ここは踏ん張り追加点は許さない。

その後、両チームともリリーフ陣が好投し、拮抗した展開となる。3対3の延長10回はオスナが日本ハムの上位打線を三者凡退に抑える。

すると延長11回表、5番・柳町が4月27日(楽天戦)以来となる第3号のソロホームランを放ち、ソフトバンクが三度リードを奪う。

そのウラ、首位・日本ハムも簡単には終わらない。ソフトバンクは7人目でマウンドに上がった岩井が4番・郡司にフォアボールを与えると、2アウト3塁と一打同点の場面でピッチャー交代。ベンチは前日にサヨナラタイムリーを打たれた大山をマウンドに送る。打席には4回ウラに犠牲フライを放っている水野。エスコンFは、日本ハムファンの大歓声に包まれるが…大山が踏ん張り、空振り三振で試合終了。見事、リベンジを果たした大山はプロ初セーブ。勝利投手はオスナで今季2勝目。8人のピッチャーを投入したソフトバンクは、首位・日本ハムとの4時間を超える接戦を制し、貯金1に戻した。

●決勝弾・柳町達選手のヒーロー

インタビューから抜粋Qご自身の一本が決勝点になった「本当にピッチャーも頑張っていたので、なんとか点を(とりたい)という思いが、ホームランにつながったと思います」

Q首位・日本ハムに勝ち越した「いや、まだまだ追い上げていかないといけないチームですので、この勝ち越しを機にどんどん挽回していきたいと思います」Qファンへメッセージを「夜遅くまでありがとうございます(スタンドから歓声上がる)これからどんどん勝って、結果的には優勝できるようにがんばりますので、応援よろしくお願いします」