NTTドコモグループが南海トラフ地震を想定した訓練を大分県別府市で行い、災害時に設置する船上基地局が一般公開されました。
この訓練は激甚化する災害に備えようと、NTTドコモグループが九州各地で開催していて大分では7年ぶりに実施されました。

会場となった別府国際観光港では海から電波の送受信を行う船上基地局が公開されました。地震や大雨などで通信設備が被災した場合電波が途絶えたエリアをおよそ半径5キロまでカバーできるということです。
(NTTドコモ九州支社 災害対策室長・佐田公志さん)「関係機関の皆様とあわせて訓練を行うことで、発災の際にはより迅速な復旧活動ができるように取り組んでいきたいと思っています」
NTTドコモでは南海トラフ地震が起きた際、県内でおよそ130の基地局が被災すると想定しています。