「石破さんは官邸に入って情報が偏った」

いったん石破総理が続投を表明しましたが、武田氏は総理の対応についても、「ああいうのは官邸病というんです」と指摘。「石破さんは本来、世論の動きに非常に敏感で、世論側の発言をすることで、『次の総理に』と言われていた人なのに、官邸に入って情報が偏ってしまったがゆえに、江藤発言がこれほど世論の反発を食らうという予想ができなかったのではないか」と指摘しました。
「とにかくコメ、コメ担当大臣」

石破総理が後任として白羽の矢を立てたのは、自民党の「プリンス」とも呼ばれる小泉進次郎衆院議員でした。小泉氏は大臣任命の話をもらうと「もうとにかくコメだ。コメ担当大臣だという思いで取り組む」と語りました。
小泉氏は、2015年に自民党農林部会長に就任し、農政改革を訴えた経験があります。2019年に環境大臣、2021年に気候変動担当大臣を兼務し、2024年に自民党の選対委員長を務めましたが、衆院選で過半数割れという結果を受け責任を取って辞任しています。