③温度「-1℃」と風量「強」
冷房を使っていても暑さを感じる時、設定温度を「1度下げる」ほかに、風量を「強」にすることでも涼しさを感じることができます。では、どちらが節電になるのでしょうか?
答えは風量「強」です。
ファンをまわして風量を強くするほうが、温度を下げるための「圧縮機」を運転するよりも、消費電力が少なくて済みます。
続いてはエアコン設定ではなく『室外機』について。
④室外機を濡れタオルで冷やすのは、あり?

室外機が熱を持つとエアコンの効きが悪くなりそう…、だから室外機を冷やそうと「室外機に濡れたタオルを置く」。果たしてこれは節電になるのでしょうか?
答えは、「なし」。

むしろ垂れ下がったタオルが吹き出し口などにかかり、空気の通り道を塞いでしまうと、運転効率が低下する可能性があります。
また、室外機に物を乗せると落下の危険もあるため、運転効率を上げるには室外機に日陰を作ったり、室外機周辺に打ち水したりといった方法がオススメです。
では、最後に節電とは離れますが、住居内での熱中症を防ぐためにもう一問!