新潟県立海洋高校では、毎年3月に開催される地元のイベントで、アンコウを解体して見せ、オリジナルのアンコウ汁を販売しています。
メニューの考案や、ポスター作りなども生徒たちの担当です。
その準備は12月から。
相撲部主将の山本大吾さんも、高校の実習室で打ち合わせ。

「アンコウの匂いを消すために、出汁とか何を入れるか ―」
オリジナルアンコウ汁の準備をすすめる山本さんにクラスメイトたちは、
「かっこいいなあって思っていますね。いつも」
「運動神経もめちゃめちゃ良くて、一番カッコいい学生だと思っています」

突然の誉め言葉に、山本さんの顔もついほころびます。
「こんなの、言われたことないですもん…」