核兵器廃絶や安全保障について研究する国連の組織のトップが22日、長崎市役所を訪れ鈴木長崎市長と平和の実現に向け意見を交わしました。

長崎市役所を訪れたのは、国連軍縮研究所のロビン・ガイス所長です。

ガイス所長は鈴木長崎市長と意見交換し、核保有国と非保有国がお互いの考えを理解するための対話の重要性などを確認しました。
ガイス所長は21日に原爆資料館を見学し、被爆者の話にも耳を傾けたということです。

国連軍縮研究所 ロビン・ガイス所長「原爆から生き抜いた人の証言は、研究を通して学んできたこととは別物だった」「長崎は被爆の悲惨さを決して忘れず、記憶を未来に伝えていかなければならない」
ガイス所長は核兵器廃絶に向け、長崎大学との研究協力にも意欲を示していました。