姶良市は21日、市内の保育施設に離乳食の提供についての注意点をまとめた市独自のガイドラインを説明しました。
姶良市の保育園でおととし、生後6か月の女の子がすりおろしたリンゴを与えられたあと体調が急変し、その後死亡しました。
事故を受けて姶良市は去年9月から医療関係者や栄養士らによる作業部会で、離乳食を提供する際の注意点をまとめた独自のガイドラインを作成しました。
21日は保育施設を対象に合同研修会を開き、52の施設から100人余りが参加しました。参加者はリンゴは、離乳食完了期までは、加熱して提供するという国の指針を順守することや、給食や緊急時の対応が適正か定期的にチェックシートを活用するなど、ガイドラインの説明を受けました。
(参加者)「今日の研修で、調理方法とか全部資料にまとめてあるというので一歩また前進できたかな」参加者男性「施設全体で共有して先生たちと話し合いながら考えていけたら」
姶良市では今後、保育現場でガイドラインが適切に運用されているか確認していくことにしています。














