発言「撤回」のわけ「潔くなかったなと思っております」

――「コメを買ったことはない」発言について報道陣への昼の取材では、撤回というより修正とした一方で、昨日の決算委員会以降は発言の撤回を表明されて、総理の意向で辞任を求められれば、そのつもりだったとおっしゃってますが、いずれもお考えを改められた理由をお聞かせください。

江藤農水大臣
それはですね、どのような言いぶりをしたらいいか考えて記者ブリーフには答えました。しかし私の言い方がまずかったなと思ったのでですね、あのときは若干後ろ向きの「修正」って言葉を使いましたが、しかしあれはやっぱり適切ではなかったとすぐ思いました。

間違っていたものであればですね、撤回すべきであってですね。潔くなかったなと思っております。そしてですね、昨日、家に帰りまして、ずっといわゆるテレビ関係のニュースはずっと見ておりましたし、そして夜になってですね、YouTubeであるとかSNS系をですね、朝明るくなるまでずっと見ました。

それはですね、国民の皆様方がいかに憤慨されているのか。どれだけ怒っておられるのかということをですね、見てて大変自分にとってはきついものではありましたけども、やっぱりそういうものを見ることがですね、これから大臣を続けるということであればですね、そういうことから目を背けずにしっかりと見た上で職務に励むべきだと思いましたので明るくなるまでですね、ずっと見ておりました。余計なことですけども、ですから、この総理からはですね、大変厳しいお言葉もいただきましたが、しかしここまで君がやってきて、まだ結果出てないけど、政策パッケージをせっかく作って、そしてこの入札は月末だと。これによって何としても結果を出して欲しいと。しっかりやれと叱責をいただきながらもですね、温かい言葉をかけていただきました。

ですから、国民の皆様の中にはですね様々なご意見おありになると思いますが、非常に私自身、思うところありますが、私自身が備蓄米の放出を決断した本人でもありますので、お許しをいただいて最後まで私が責任を取るところまでですね。

やらせていただきたいという気持ちで今日国会に参りました。