こうした事態を受け、川津さんらは保健所などに相談。死因を特定するため3月下旬、川津さんは土に埋めていたトラの亡骸を掘り起こし、遺体を送って、専門機関のもとで解剖検査が進められてきました。
そして、19日夕方。保健所の職員から川津さんに、ようやく「トラ」が返されました。
川津幸寛さん
「結論はわからないと。血液の中(循環器系)を調べるには、相当時間がかかって年単位の調査になるような話をされた。現在のところは原因は分かっていません」
島根県薬事衛生課によりますと、専門機関で「トラ」の遺体を解剖したものの、肉眼的な所見では死因の特定に至らず、採取した胃の内容物などから引き続き分析調査を行うということです。