先週末からスタートした鹿児島県高校総体。18日はウエイトリフティング競技が行われました。

薩摩川内市で行われたウエイトリフティング競技。バーベルを両手で持ち上げ、一気に頭上まで上げるスナッチと、バーベルを一度、肩の高さまで持ち上げてから頭上にあげるクリーン&ジャークがあり、それぞれ3回ずつ試技を行い、最高記録の合計で競います。

女子45kg級の江口美砂選手。この春、川薩清修館高校に進学しました。実は彼女、屋久島の安房中学3年の時に、一つ下の弟ときょうだいで日本一になりました。

(江口美砂選手)「高校での日本一は目標。まだ実力不足なので、もっと成長できるように島を離れました」

インターハイ、女子の出場権は2枠。基準記録を突破するだけでなく、さらに記録を伸ばさなければなりません。スナッチ最初の試技は40kg。練習ではいつも成功していますが…失敗。

(江口美砂選手)「次上げないと、インターハイと九州大会がかかっていたから」

2回目を成功させると、3回目には44kg上げ、記録を伸ばします。クリーン&ジャークでは、ベスト記録を2kg上回る57kgに挑戦し、成功。トータル101kgで、インターハイの出場権を獲得しました。

(江口美砂選手)「めっちゃうれしい」

基準記録を突破し、成績上位だった女子2人、男子3人が8月に鳥取で行われるインターハイに出場します。