「音楽と掛け合わせて楽しい雰囲気の中で災害を見て学べる」イベント参加者の声

地元金沢から参加した女性は、輪島のフグの塩焼きそばを味わいながら、イベントの賑わいを楽しんでいました。イベントを通じて「忘れないで」「まだまだ」という能登の方々の声を聞き、復旧・復興は道半ばであることを改めて感じたといいます。
金沢からの参加者「MAN WITH A MISSIONっていうバンドが好きで、すごい能登のこと応援してくれてるバンドなので、私も応援したいなと思って参加しました。能登に興味持ってもらうっていうところがまず一歩かなと思うので、私も積極的に能登の方に応援しに行きたいなって思ってます。」

富山県から家族3人で訪れた男性は、手に持った鮮やかなブルーのバッグについて教えてくれました。これは輪島市南志見地区の住人の皆さんが、災害後にゴミになってしまうブルーシートを再利用して手作りされたカバンだといいます。
男性自身、過去に災害NGO結という団体で約9ヶ月間、能登に住み込みでボランティア活動を行っていた経験があり、今回は南志見地区の皆さんとの再会も楽しみに参加されたそうです。

富山からの参加者「新たに金沢の方たちに、今の能登の状況を知ってもらうっていう部分で、音楽と掛け合わせて楽しい雰囲気の中で災害とかを見て学べるんじゃないかと思います。」

参加者は、それぞれが能登への異なる関わり方や思いを持ちながら、このイベントをきっかけに能登の「今」を知り、自分にできる形での応援を続けたいという共通の願いを抱いていました。