将棋の藤井聡太七冠がタイトル3連覇に王手をかけた名人戦七番勝負の第4局が17日から大分県の宇佐神宮で始まり、6年ぶりの千日手で指し直しとなりました。
藤井聡太七冠に永瀬拓矢九段が挑む名人戦の第4局、勝負の舞台は今年創建1300年となる宇佐神宮で天皇陛下の勅使が宿泊する勅使斎館です。対局は午前9時に始まりここまで3連勝、勝てば3連覇となる先手の藤井名人が飛車先の歩を突いて2日間の戦いが幕を開けました。
名人戦に合わせて宇佐神宮では17日、プロや女流棋士が複数の小中学生と同時に対局する多面指し指導が行われました。注目の午前のおやつは藤井名人が「鏝絵の町」、永瀬九段が「いちごモンスター」などを選び、勝負めしは19種類の中から「とり天ぶっかけうどん」と「ひつまぶし」が注文されました。
初日の対局は午後5時過ぎに藤井名人の61手目で6年ぶりの千日手が成立し、18日に指し直しとなりました。