将来の医師の確保につなげようと、高校生を対象にした医療体験セミナーが宮崎市で開かれました。

これは、宮崎大学医学部附属病院などが開いたもので、セミナーには、県内の高校生およそ40人が参加。

手術着を着用した高校生たちは、医師から直接指導を受けながら、腹腔鏡手術や骨折した骨の接合手術などを体験しました。

また、救急救命センターのブースでは、けが人の重症度に応じて治療や搬送の優先順位を決める「トリアージ」などを行いました。

(参加した高校生)「すごく繊細な作業が多くて緊張したけどそれ以上にすごく楽しかった」
「モチベーションにもつながったし、将来自分がどういう医師になりたいのかをもっとはっきり目指すことができた」

宮崎大学医学部附属病院では、今後も高校生たちが医療に関心を持つきっかけを作っていきたいとしています。