桜島の南岳山頂火口では、きょう16日も爆発的噴火や噴火が続いています。灰は北西方向に流れています。

現在の桜島の様子です。
火口から噴煙が上がっていて、灰が北の鹿児島市吉野や姶良市方向に流れています。

きのう15日の夕方から再び山体膨張が続いています。

桜島できのう15日午前から続いていた連続噴火は、きょう16日午前4時に基準未満となりました。

ただその後も噴火や爆発が相次いでいて午前6時前の噴火では、噴煙が火口から2700メートルの高さまで上がりました。
午前7時43分にも爆発がありました。

鹿児島市でも車に灰が積もり、傘をさして登校する中学生の姿も見られました。

降灰の影響で空の便に欠航が出ています。
鹿児島空港では東京や大阪と結ぶ4便が欠航しています。

(東京へ)「鹿児島ならではという感じだがいやですね」

ネクスコ西日本によりますと高速道路で降灰による速度規制はいまのところありません。