宮崎国際音楽祭のメインプログラムが、15日夜、開かれ、世界的指揮者でピアニストのチョン・ミョンフン氏による演奏が披露されました。

15日夜、宮崎市のメディキット県民文化センターで開かれたMRTプレゼンツスペシャルコンサート。

世界的指揮者のチョン・ミョンフン氏が奏でるピアノとヴァイオリニストで音楽監督を務める三浦文彰さんらのハーモニーが響き渡りました。

宮崎国際音楽祭初出演となったチョン・ミョンフン氏は演奏について

(指揮者 チョン・ミョンフンさん)
「音楽家たちが一番好きなのが室内楽。きのうのオーケストラは実力のある演奏家たちで気楽にできた演奏で楽しかった」

およそ1か月にわたって開催されてきた宮崎国際音楽祭も残すは2公演。
三浦音楽監督はこれまでのプログラムについて。

(宮崎国際音楽祭 三浦文彰音楽監督)
「今回、印象に残ったのは子どものための音楽会で、(子どもたちは)すごく集中して聞いているなというのと、聞いた後も楽しそうだったり、そういうのを感じたのでこういうのも続けていきたい」

宮崎国際音楽祭は、18日、フィナーレを迎え、30周年を記念してオーケストラや公募で集められた県民の合唱団によるベートーヴェンの「第九」が披露されます。