4年前、北海道札幌市で女子中学生がいじめを受けて自殺し、両親が札幌市に損害賠償を求めていた訴訟で、札幌市に続いて両親も和解に応じる方針を示しました。
この問題では、2021年、札幌市の中学1年の女子生徒が「いじめを受けた」という遺書を残して自殺し、第三者委員会の調査でいじめと自殺の因果関係が認められていて、両親が札幌市に対し、約6500万円の損害賠償を求める訴えを起こしていました。




札幌地裁は、4月7日、札幌市がいじめの防止措置が不十分だったと認めて謝罪した上で、6000万円を支払う和解案を提示していましたが、5月16日、両親の代理人が和解に応じる方針を明らかにしました。