米海兵隊のヘリから重さ約18キロのバッグが落下した事故で、名護市では15日も捜索が行われましたが、発見には至りませんでした。
米海兵隊と沖縄防衛局はきょう午前8時半ごろから、100人態勢で名護市の名桜大学北側を捜索しました。
防衛局によりますと、捜索は14日より範囲を広げて行われましたが発見には至らなかったということです。バッグの中には救難信号を出すための発炎筒が入っています。
▼玉城知事(15日)
「航空機から物体が落下することは県民の生命に直結することですから、非常に重大な事案だと受け止めています。今後の状況を見据えつつ、口頭もしくは文章で県から抗議を行いたいと思います」
また林官房長官は14日の会見で、在沖米海兵隊に対して、再発防止を徹底するよう申し入れを行ったと述べました。
米海兵隊と防衛局は16日も名護市で捜索を続ける方針です。
