花を育てることで命の尊さや思いやりの心を持ってもらおうと、宮崎県延岡市の小学校に花の苗が贈られました。

花の苗は、法務省が取り組んでいる「人権の花運動」の一環として、地域で活動する人権擁護委員などが、毎年、県内の学校に贈っているものです。

延岡市の西小学校では、全校児童およそ320人が参加して贈呈式が行われ、児童を代表して6年生の木村 煌さんがあいさつしました。

(西小学校6年生 木村 煌 さん)
「きれいな花を大切に育てながら、命の大切さや友達を思いやる心を、もっともっと学んでいきたいです」

このあと、児童たちにマリーゴールドやヒャクニチソウなど4種類の花の苗およそ100鉢が手渡されました。

(西小学校5年生 平尾彩乃さん)
「私自身植物が好きなので、いろんな花をもらえたのはうれしかった。しっかりちゃんと育てていきたい」

今年度、県内では、小中学校9校に花の苗が贈られる予定で、西小学校では、贈られた花を校内の花壇で大切に育てていくことにしています。