梅雨や台風の時期を前に大分県中津市で、水害や土砂崩れの危険場所を調べる防災パトロールが行われました。
この取り組みは梅雨時期の大雨被害に備えようと中津市が毎年実施しています。

国や県の職員などおよそ40人が参加して14日市内の2地区を調査しました。このうち、本耶馬渓町樋田では交通量の多い国道212号の交差点付近にある斜面に亀裂が確認されていて、大雨の際落石などの危険があります。参加者は現状とともに今後の対策について確認しました。
(中津市防災危機管理課・小屋野忠課長)「ご自分のお住いのエリアの災害リスクはどういったものがあるかを確認していただきたい。どのタイミングでどの場所に逃げるかを家族と話し合って決めておくことをお願いしたい」
中津市では今回の調査結果を関係機関と共有し、災害時の連携を強化していくことにしています。